こんにちは!
7月31日。本日も危険な暑さ。かぼちゃの葉も暑さでしおれています。
そんな中…
毎日畑にいってはショックなことが起こります。
それはカラスに大事なスイカを食べられている事。
毎日なのでかなりヘコみます。少なくとも20個は食べられました。
こちとら人間はまだ3個しか獲れてません。
こっちも何もしなかった訳ではありません。
まずは去年やっていた草で実を隠すやり方。
去年は実の上に草をかけておけば大体、大丈夫でしたが今年は全然ダメでした。一度覚えると忘れないみたいで全部見つけられてしまいました。
次に試したのは黒テグス…
黒テグス
何かいい方法はないかと近くの農家さんに教えてもらった黒テグス。
黒テグスがどんなものかと言うと、黒い細い糸ですね。
鳥というのは羽にふれたり、羽にあたりそうな、糸や物をとても嫌うとのこと。
「これならいける」と思い、すぐに近くのホームセンターで500m巻を購入しました。
畑のまわりに杭を打ち付け、上空からの侵入に備え十字になるように上に張り、歩いて下からも来れないように下にも張りました。
汗だくになりながら2時間ぐらいで何とか完成。
やってみて分かった事ですが、細い糸のようなものなので、どこにどう張ってあるのかかなり見にくいです。
せっかく張ったのに切ってしまうということが何度かありました。
そして結果はというと…
ドゥドゥンッ!
効果があったのは3日ほど
「えっ嘘やろ、また食べられてるやん」3日後の僕のセリフですね。
僕の張り方が悪かったんだと思いますが
けっこう期待していた分ショックでした。
来年は、しっかりとしたネットをかけることにします。
コストがかかりますが、このままだと鳥獣害損失が大きくなる一方です。
カラスの事について分かりやすく書かれている書籍がありましたのでリンク貼っておきます。
カラスの生態、特徴、頭の良さなど、かなり勉強になりました。
1年に1度
農家というのは基本的に
1年に1度しかチャレンジできません。
『こんな緑肥を試した、去年と味はどうか?収量はどうか?』
『去年と採種時期を変えてみよう』
『温度管理も見直そう』などなど…
貴重な1年を鳥獣害でデータがとれなかったことが残念で悔しいですが、カラスが夢中になるほど、おいしいものが作れたと思うしかないですね。
たまに気持ちいいくらいきれいに皮だけになってるやつもあります。
そんな中、無事に残った貴重な実は出荷できる事ができました!
日数をかぞえ、ヒゲの状態をみて、
無農薬で、化学肥料も使わず大切に育てたものです。
安心、安全なスイカをぜひお楽しみ下さい。
初チャレンジのかぼちゃを絶賛追熟中ですのでお楽しみに!
ではまた!グッバーイ!
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