8月最後の水曜日。まだまだ蒸し暑い。
お米はというと順調に穂を大きく実らせています。
そして今回は、みずかがみと、こしひかりの稲刈りをしましたので
その様子をお届けします。
天気が重要
9月に入るとしばらく雨マークなので乾燥機がいっぱいになるまで刈れるだけ刈ることに。
みなさん稲刈りを雨の中やらない理由をご存じですか?
答えはズバリ、湿気です。
理由は穂がぬれているとコンバイン(稲刈機)のタンクにお米が貼りついて
タンクから出てこないんですね。
だから晴れている日も朝、昼の気温差で穂に露がついていると
稲刈りを始める事が出来ません。
乾くのを待って、早くても9時ぐらいからはじめます。
それぐらい湿気や水分は大敵です。
田植えと違って朝ちょっとゆっくりできるのがいい所!
あともう1つ雨の嫌な理由は、稲が倒れてしまうことです。
もちろん風が強くても倒れるんですが、
倒れてしまった稲は刈りとりしにくいのでとても困ります。
天気は自分達で操作できないので
穏やかな秋晴れを祈るばかりです。
稲刈りの様子
まず重たいコンバインが入れるように田んぼの水をきっておきます。ぬかるんでいると入れない為。
なので田んぼの溝切の作業も大切です。
稲刈りをしている品種はみずかがみという品種で、
みずかがみは成長が早く、毎年8月下旬に稲刈りをしています。
背も低めで倒れにくいのもいい所!
5月のGWから数えて4か月でもう稲刈りなので
そう考えると早いものですね。
あと毎回思うことがあって
写真には写ってないんですが稲刈りをしていると
ツバメが群れでやってきて近くを旋回して飛び回っているんですけど何しにやってきてるんですかね…??
米や昆虫を食べている様子はないので謎です…。
軽トラに米を受け取る用のカゴをのせて待ちかまえ
コンバインのタンクが満タンになれば、このカゴで受け取ります。
きれいに刈りとれました!あっという間!
乾燥の様子
まず乾燥機のスイッチオン
そして乾燥機の受け取り口に新米をザッサーとあけていきます。
新米は水分量が多いので触ると湿ってる
あとは乾燥機にホースを使って送り込みます。
刈りとったお米はすぐに乾燥しないとカビ臭くなって、おいしく食べられません。
たとえ1日でも置いとけないんですね。
なので乾燥機がいっぱいになれば、そこで稲刈り終了です。
あとは半日ほどで乾燥機が自動で適正な水分量にしてくれます。
賢いやつや。
ちなみに昔は田んぼで天日に干して自然乾燥していたのですから最後まで手間がかかってたんですね。
僕は食べた事ないんですけど
「天日で乾燥したお米はおいしかった」と地元のおじいちゃん、おばあちゃんが言っていました。
調べてみると、天日干しがおいしい理由がありましたのでリンク貼っておきます↓
https://docs.budounoki.info/19516
https://konbumai.com/tenpi.html
まとめ
- 田んぼの溝切をし、水をきっておく
- ぬれている稲、露がついている稲は稲刈りできない
- 乾燥機に入る量しか稲刈りできない
- 乾燥機が均一に乾燥してくれる
という事で今回は稲刈り作業についての様子でした。
僕の簡単な説明でしたけど大体の流れは分かってもらえたのではないでしょうか
みなさんおいしい新米をたくさん頂きましょう!
ではまた!グッバーイ!
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